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親の安全

親の運転が心配…免許返納の切り出し方|返納後の足まで

親の運転が心配なら、免許返納の切り出し方

実家で親の車に乗って、ヒヤッとした。ぶつけた跡が増えている。——そんなとき、「そろそろ免許、返さない?」とは、なかなか言い出せませんよね。運転は、親にとって「自立の象徴」でもあるからです。

調べてみて感じたのは、「説得」しようとするほどこじれるということ。大事なのは、返納後の生活が困らない準備を、一緒にすることです。順番に整理します。

① 切り出し方 ― 責めずに、自分を主語に

「危ないからやめて」と正面から言うと、親は「まだ大丈夫だ」と身構えます。コツは、これまでの記事と同じで自分を主語にすること。

✕「もう歳なんだから運転はやめて」
〇「最近、高齢の運転の事故のニュースが多くて。お父さんに何かあったら、と思うと俺が落ち着かなくて」

ニュースや、知り合いの返納の話をきっかけにすると、自然に切り出せます。タイミングは、気分よく話せる時間に。追い詰める言い方は避けましょう。

② いきなり全部でなくてもいい ― サポカー限定免許

返納は「する・しない」の二択に見えますが、中間の選択肢もあります。2022年5月から始まった「サポカー限定免許」は、自動ブレーキなど安全技術のついた車に限定して運転を続ける制度です。「全部やめる」に抵抗が強い場合、まずここから話すと受け入れられやすいことがあります。

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③ 返納後の"足"を、先に用意する

親が返納をためらう一番の理由は、「返したら買い物や通院に行けなくなる」という不安です。だから、足を先に用意してあげると、話がぐっと進みます。

返納後の足の選択肢(公共交通の割引・運転経歴証明書・シニアカー・宅配)

④ 手続きの流れ

返納自体は、親本人が運転免許証を持って、警察署や運転免許センターで手続きできます。あわせて運転経歴証明書を申請しておくと、身分証として使えて便利です。制度の概要は警察庁のページにまとまっています(警察庁「運転免許証の自主返納について」)。手続きに必要なものや窓口は地域で違うので、「(親の住む都道府県) 免許 自主返納 手続き」で最新を確認してください。

まとめ:説得より、準備を一緒に

急がなくて大丈夫です。まずは「最近どう?運転、疲れない?」と、様子を聞くところから。親のペースを尊重しながら、一緒に考えていきましょう。

よくある質問

親が免許返納を頑なに嫌がります。

「危ないからやめて」と正面から説得するほどこじれがちです。ニュースや知人の話をきっかけに「私が心配で」と自分を主語で切り出し、返納後の移動手段を一緒に用意すると、話が進みやすくなります。

全部返納するのはまだ早い気がします。中間の選択肢はありますか?

あります。2022年5月から始まった「サポートカー限定免許」は、自動ブレーキなど安全装置のついた車に限って運転を続ける制度です。「全部やめる」に抵抗が強いとき、まずここから話すと受け入れられやすいことがあります。

返納すると、身分証明書がなくなって困りませんか?

返納時に「運転経歴証明書」を申請すれば、運転免許証に代わる公的な本人確認書類として生涯使えます。加盟店での割引などの特典が受けられる地域もあります。詳しくは各都道府県警のサイトで確認できます。

※本記事は執筆時点(2026年8月)の調査に基づく情報提供です。制度・特典・手続きは地域や時期で異なります。最新情報は各都道府県警・自治体の公式情報でご確認ください。個別のご事情は、地域包括支援センター等にご相談ください。

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